2023-05-02
相続で取得した家や別荘などが空き家になっている場合、売却を検討してみてはいかがでしょうか。
売却するか否かを悩んでいるうちにも老朽化が進み、ますます売れにくくなってしまうからです。
今回は宜野湾市、中城村、北中城村で空き家の売却をお考えの方に向けて、売却方法やメリット、費用について解説します。
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まずは、売りたい空き家を現状のまま売却する方法とメリットを解説します。
売りたい空き家を現状のまま売却する場合、古家付き土地として売る方法があります。
古家付き土地とは、土地をメインに売却し、建物はおまけで付いてくるイメージです。
築年数が古く、建物に資産価値がない場合、現状のままでは売却できない可能性があります。
古家付き土地なら土地値で売却でき、土地を探している方に向けた空き家売却をおこなえます。
売りたい空き家がまだ住める状態なら、中古物件として売り出すのもひとつの方法です。
築年数が浅い場合も、現状のまま中古物件として売却できるかもしれません。
売りたい空き家を現状のまま売る際、古家付き土地と中古物件、どちらにすべきなのかお悩みになる方も多いことと思います。
しかし、明確な定義はなく、築20年が経過しているか否かで判断するケースが多いです。
木造住宅の場合、築20年を超えると資産価値がほぼなくなります。
そのため、現状のまま売却する場合は、売りたい空き家の築年数に応じて、売り出し方法を決めてください。
売りたい空き家を、現状のまま売却するメリットは下記のとおりです。
メリットとしてまず挙げられるのが、コストをかけずに売りたい空き家を手放せることです。
現状のままなので、解体するための費用がかかりません。
解体費用がかからない分、売り出し価格を抑えることもできるでしょう。
また、建物が建っている土地は、固定資産税の負担を小さくできます。
住宅用地における、軽減措置の特例が適用されるからです。
現状のまま売却すれば、税金のことを気にせずに売却活動を進められます。
さらに、リフォームやリノベーションを検討している方に向けた売却ができるのも、メリットです。
近年は中古物件を購入し、自分好みにリフォームやリノベーションする方が増えています。
その背景として、新築物件よりコストを抑えつつ、新築のような住まいを手に入れられることが挙げられます。
売りたい空き家を現状のまま売り出すことは、現代のニーズに適した売却方法といえるでしょう。
また、古家付き土地や中古物件は、買主が金利の低い住宅ローンを利用できます。
資金繰りに有利な条件が揃うのも、大きなメリットです。
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続いて、売りたい空き家を更地にして売却する方法と、メリットを解説します。
更地とは、売りたい空き家を解体し、土地の状態にすることです。
建物や植栽などをすべて撤去することを指します。
空き家の状態が悪く、倒壊の恐れがある場合は、更地にして売却するのもひとつの方法です。
売りたい空き家を、更地にして売却するメリットは下記のとおりです。
メリットとしてまず挙げられるのが、早期の売却が見込めることです。
更地の場合、買主側で建物を解体する必要がありません。
そのため、購入後すぐに新しい家を建てられます。
スムーズに着工できれば、その分早く新生活を始めることが可能です。
また、古家付き土地は、築年数や建物の状態によって見た目の印象が悪くなることがあります。
更地にすると見た目がすっきりするため、第一印象が良くなるのもメリットです。
また、更地の場合、活用方法の幅が広がり流動性が高くなります。
建物がないため、マイホームだけでなく、収益物件を検討する方に向けた売却もおこなえるでしょう。
さらに、売りたい空き家を解体し更地にすれば、土地の状態を把握しやすくなります。
広さや形状を把握できることはもちろん、地中埋設物の有無を確認しやすいのがメリットです。
地盤調査や、水はけの良し悪しの確認もしやすくなります。
古家付き土地の場合、建物が建ってから月日が経過していることも珍しくありません。
そのため、いざ新築工事に着工した際、地盤改良を求められるケースがあります。
建物がない状態なら、地盤改良がしやすくなるのがメリットです。
また、空き家は所有している以上、適切な維持管理が求められます。
不具合を直したり庭の手入れをしたり、定期的な見回りをおこなったりする必要もあります。
維持管理には、手間だけでなくコストもかかるため、放置されてしまう空き家も少なくありません。
空き家を放置してしまうと、倒壊や景観悪化などのリスクがともなうため注意が必要です。
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最後に、売りたい空き家がある場合に知っておくべき、費用や税金を解説します。
費用として、まず相続登記費用が挙げられます。
相続登記費用とは、空き家の名義変更にかかる費用です。
売りたい空き家の相続時に、ご自身の名前に名義変更していない場合、相続登記しなければなりません。
空き家を売りたいと思っても、所有者ではないと売却できないため、名義はあらかじめ確認しておくようにします。
相続登記費用の内訳は、下記のとおりです。
相続登記は専門的な知識を要する場面もあるため、司法書士に依頼するのが一般的です。
そのため、登録免許税と書類の取得費用のほか、司法書士への報酬もかかります。
売りたい空き家の売却時には、譲渡所得税が課税されることがあります。
譲渡所得税とは、不動産売却で得た譲渡所得(利益)に対してかかる税金です。
課税譲渡所得に対して、下記のとおり所有期間に応じた税率をかけて計算します。
所有期間が5年を超えるか否かで税率が異なるため、売却のタイミングにも注意したいところです。
更地にして売却する場合、解体費用がかかります。
解体費用は空き家の広さや、使用している建材によって異なります。
重機が入れるような十分なスペースがあるかといった、周辺環境によっても差が出るでしょう。
一戸建てに多い木造建築なら、1坪あたり3万円~4万円が相場です。
塀や植栽の撤去、防音シートの設置費用などもかかるので、100万円以上となるケースが多いといえます。
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空き家を売りたい場合、古家付き土地か中古住宅、更地にするのが主な売却方法です。
それぞれにメリットがあるため、空き家の状態やターゲットに合わせた方法を選んでください。
費用や税金についても理解を深めておき、空き家の売却を成功させましょう。
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